Meet kitpas & chalk artists!
キットパスやチョークを使って活動されているアーティストをご紹介します
どのような作品を制作していますか?
夜空を背景にした街の風景、動物や花、そして「戦争と平和」を主なテーマとして、室内に飾れるサイズから、飲食店の装飾や建設現場の仮囲い、そしてウインドウアートなどの壁画サイズまで、幅広く制作しています。画材はキットパスはもちろん、様々な絵の具や水性ペンキなども使用しています。
アート活動の経緯や印象に残った作品ついて教えてください。
2010年代のはじめ頃から、イラストレーターとしての活動を開始しました。例えば地元の多摩信用金庫様からは広報誌のイラストマップをご依頼いただき、創刊から第100号までを担当させていただきました。
主な制作
取引企業(敬称略)
イタリアンレストラン arte Tomoaki、一般社団法人こだいら観光まちづくり協会、
俺の株式会社、(株)エムディエヌコーポレーション、(株)グッドライフ多摩、(株)OSOTO、(株)あれいすと、
社会福祉法人至誠学舎立川諏訪の森保育園、チーム!ひのワン実行委員会、
多摩信用金庫、多摩動物公園、Hino Spring market、町田観光コンベンション協会
キットパスを使い始めたきっかけは何ですか?
ミュージシャンの知り合いからの紹介がきっかけでした。日本理化学工業さんのことや、キットパスについて教えていただいただけでなく、その方のライブで演奏中に絵を描くライブペインティングに挑戦したことで、色々な方の目に触れ、描く機会がとても広がりました。
特に印象に残っている作品があれば教えてください。
私が暮らしている日野市には「空き家活用プロジェクト」という活動があり、私もこの制度を利用して空き家を借りてアトリエにしているのですが、ある時この制度を活用している事例を見学したいということで数名の方がアトリエにいらっしゃいました。その中に自分の力でフリースクールを始めるという方がいらっしゃいまして、その方からスクールの道路に面したガラスに絵を描いて欲しいというご要請をいただきました。この作品は今も残っていて、とても印象深いお仕事となりました。


フリースクールを立ち上げたももこさんと
また、昨年多摩動物公園で開催された「第10回アフリカフェア」では、ウォッチングセンターの入口のガラスに中がほんのり見えるようにということで、制作のご依頼をいただきました
チョーク・キットパスに関連する思い出やエピソードはありますか?
最初に使った時から、キットパスの発色の良さや滑らかな使い心地に感動すら覚えました。また、保育園で絵画講師をしているのですが、昨年から初の試みとして卒園前に園内のアクリル板に卒園児全員でキットパスで描く、ということにトライしています。自由にのびのびと描く様子をみると、子供との相性もいいなぁと感じますし、園の先生方にもご好評いただいております。
キットパスのどこが好きですか?
発色の良さ、滑らかな描き心地、使い方によっていろんな表現がひろがることなど、好きな点は多々ありますが、SDGSという言葉が一般的になる以前から、多様性の面でも、使用する素材の面でも、いち早く色々と取り組まれていて、
時流に乗って、そこからあらためて基準にあわせるようなことでなく、環境やエシカルな視点に立てばそれが必然的なことなんだと教えられました。
キットパスを使うことで私自身も持続可能な取り組みに無理せず参加できることが、やっぱり一番のポイントだと思います。
自社のSDGS宣言の中にも、キットパスを使用する旨を記載しました。(ひのしSDGS大学受講)
From Editors
動物たちの一番魅かれるところは、与えられた環境の中でしっかりと命をつなぎ、種を守ろうとしているところ、というもんでんさん。その視点は、我々人間への自省とともに、生きとし生きるものたちへの畏敬の念と慈愛の心に溢れていました。これからの時代を生きるこどもたちのために、アートができることはたくさんあると思います。私たちもその活動をしっかりと応援していきたいと思います!